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サグラダファミリア/Sagrada Familia

今回は、スペインを代表する建築家ガウディの代表作であり2026年完成予定のサグラダファミリアについてご紹介します。

サグラダファミリア/Sagrada Familia基本情報

サグラダファミリアはガウディの最も有名な作品のひとつでバルセロナのシンボルです。

巨大なバシリカは1882年に贖罪教会として建設が始まり今だに完成していませんが、ガウディが手がけた生誕のファサードと地下聖堂は2005年にユネスコ世界遺産に登録されています。

歴史

サグラダファミリアの建設が始まった当初は誰もこれだけ時間がかかるとは予想していなかったようですが、ガウディがこのプロジェクトに参加し、元々計画されていたネオゴシック様式の建設計画を破棄。そして、世界がこれまでみたことのないような壮大なビジョンに変更しサグラダファミリアの長い歴史が始まりました。

その後、ガウディは1926年に亡くなるまで生涯をかけてサグラダファミリアの建設に取り組みましたが、その時点で全体の15~25%ほどしか完成していませんでした。

建設開始から130年以上の間に、スペイン内戦により建設のための貴重な資料が焼失してしまったり、建設費用を寄付でまかなってきたため費用が足りず建設に遅れが出たりと様々なことが起こりました。

そして、近年の技術の進歩と観光客の増加で資金が潤沢になりガウディ没後100年の2026年にサグラダファミリアは完成予定です。

チケット購入方法

サグラダファミリアはバルセロナでも1番人気の観光名所です。

当日券の購入には常に長い列ができているので、事前にオンラインでチケットを購入しておきましょう。また、早い時間帯はチケットがすぐに売り切れてしまうので日程が決まったら早めに購入しておいたほうが良いと思います。

こちらの公式サイトから日にちと時間帯を指定してチケットを購入出来ます。

チケットの種類と金額

  • ベーシックチケット(教会内部) €20
  • オーディオガイド付き €26
  • オーディオガイドとガウディミュージアム付き €28
  • 教会内部+塔へのアクセス+オーディオガイド付き €33

30歳以下は€2やすくなり、11歳以下は無料です。

オススメのチケットは塔へのアクセス付きのチケットです。金額は少し高くなりますが、塔に登るとサグラダファミリアの上部の細かい装飾を間近で見たり、バルセロナの街を一望することもできます。

おすすめの時間帯

朝一か夕方が比較的人が少なく、おすすめです。

また、この時間は内装のステンドグラスに太陽の光が入ってくるのでステンドグラスの綺麗さも際立ちます。

私が出発の数日前にオンラインでチケットを購入した際には、お昼の分しか購入できなかったので、お昼に行きましたが中も外もたくさんの人で、午後になるにつれて人も多くなると予想されます。サグラダファミリアをゆっくりみて回りたい方や良い写真を撮りたい方は、やはり人の少ない午前中や夕方がおすすめです。

見学時間の目安

塔へのアクセスもセットの場合は最低でも2時間はみておくといいと思います。とにかくひとつひとつの装飾が細かいのでじっくりみているとどんどん時間が過ぎていきます。

せっかくなので、サグラダファミリアの見学には時間をたっぷり確保しておきましょう。

オープン時間

  • 11月から2月 9am-6pm
  • 3月と10月 9am-7pm
  • 4月から9月 9am-8pm

アクセス方法

地下鉄のsagrada familia駅がサクラダファミリアのすぐ真横にあり、L2とL5線が通っています。

駅構内にはサグラダファミリアの絵がついた案内があるので案内に沿っていくとすぐ到着します。

見どころ

生誕のファサード

イエスキリストの誕生から幼少期の物語が表現されている生誕のファサードはガウディの生前に完成の形になった唯一の門になります。

生誕の門の部分は日本人彫刻家外尾悦郎さんの作品も多く残されています。

受難のファサード

生誕のファサードの反対側(西側)の受難のファサードではキリストが十字架にかけられた苦しみや悲しみを表現しています。

十字架に架けられたイエスキリストの足元には頭蓋骨があり死を表しています。

生誕のファサードや内部の華やかな装飾とは打って変わって直線的で装飾を排除し、悲しみ、苦しみを表現しています。

教会内部

サグラダファミリアの内部は、森のように木の幹とその枝をイメージした柱が高い天井を支えています。外観からは想像がつかないような広く明るい幻想的な空間が広がっています。

ステンドグラス

幻想的なステンドグラスには太陽の光がたっぷり入るよう設計されており、教会内を色鮮やかに照らします。

生誕のファサード側は寒色系、受難のファサード側は暖色系になっているステンドグラスの色の対比も見どころです。

塔へのアクセス付きチケットを購入しておくと、エレベーターでサグラダファミリア上部を見学することができます。降りる際には長い螺旋階段を利用します。

塔からはバルセロナの街並みを一望でき、間近でサグラダファミリア上部のオブジェや彫刻を見ることができます。

サグラダファミリアの建築中の姿を見ることができるのは今だけ!

バルセロナ旅行の一番の目的であったサグラダファミリアを見た瞬間はとうとう夢が叶ったとすごく嬉しかったのを覚えています。

バルセロナのシンボルであるサグラダファミリアは圧巻のスケールで、外観も内装も装飾が素晴らしく、私は3時間ほど時間をかけてみて回りました。

次は完成したサグラダファミリアを見にいきたいです。

バルセロナの観光情報をもっと知りたい方はこちら

2件のコメント

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