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グエル公園/Park Güell

今回は、スペインを代表する建築家ガウディ建築のひとつで世界で最も印象的な公園のひとつ、グエル公園について紹介します。

グエル公園/Park Güell基本情報

スペインを代表する建築家のひとりアントニ・ガウディの作品で、ガウディ建築群が1894年に初めて世界遺産に登録された際に、その中にグエル公園も含まれています。

歴史

1900年から1914年の間にグエル伯爵の依頼でガウディが自然と芸術が融合した住まい作りが計画されました

しかし、当時の人々には彼らの考えが受け入れてもらえず、元々60棟の予定でしたが、買い手がつかず、結局売れたのは2軒。買い手はガウディ本人とグエル伯爵だけでした。結局、2人の計画は失敗に終わり1923年に公園は市の所有地となります。

グエル公園はガウディ作品の中でもひときはカラフルで遊び心満点。現在はサグラダファミリアと並ぶ人気の観光スポットのひとつとなっています。

チケットとオープン時間

入場チケット€10

ガイド付きのチケット€22

プライベートガイドチケット€50

バルセロナでも人気の観光地の一つなので、当日チケット売り場でチケットを購入しようとすると売り切れていたり遅い時間のチケットしか余っていないことがあります。

事前にこちらの公式サイトからの購入をしておくと確実です。

チケットは30分間隔で区切られており、予約した時間から30分過ぎてしまうとチケットが無効になってしまうので必ず時間に余裕を持っていきましょう。

グエル公園のオープン時間はシーズンによって、細かく分けられています。

  • 01/01/-2/14:  08:30am-17:30pm
  • 2/15-3/28 : 08:30am-18:00 pm
  • 3/29-4/26 : 08:00am19:30 pm
  • 4/27-8/23: 07:30am20:30 pm
  • 8/24-10/24 : 08:00am19:30 pm
  • 10/25-12/31 : 08:30am17:30 pm

早朝の無料入場

グエル公園では、オープン時間以外は無料で入場できます。閉館後は暗くなるため、早朝のオープン前であれば無料で入場しグエル公園を楽しむことができます。

ちなみに、私はバルセロナ旅行の2日目朝にオープン前の無料入場をしようと向かうも間に合わず、チケットが夜の分しかなくその日に次の日のチケットを窓口で購入し3日目に再度訪れました(笑)

早起きしなければいけないのと無料シャトルバスが利用できないので駅から15分ほど坂を登らなければいけません。オープン前の無料入場をしたい場合はかなり時間に余裕を持っていく必要があります。

アクセス

  • シャトルバス

事前にオンラインでチケットを購入している方はそのチケットで無料のシャトルバスを利用することができます。

Alfons X駅(メトロのL4, またはバスのV19, H6)から出ていてグエル公園まで15分ほどです。

  • 徒歩

メトロのLessepsとVallcarca駅が最寄り駅になります。グエル公園は小高い山にあるので10~15分ほど緩やかな坂が続きます。

見どころ

グエル公園には有料エリアと無料エリアがあり、主要な見どころはほとんど有料エリア内になります。

有料エリア(The restricted area)

有料エリアに入る際にはチケットの提示が必要になり、一度出てしまうと再度入場ができないので気をつけましょう。

  • オオトカゲ(ドラゴン)

中央の大階段に位置するカラフルなトカゲのオブジェはグエル公園のシンボルで、みんなを出迎えます。

  • マーケットホール

本来であればここが住居者向けのマーケットになる予定だった場所で上の大きなテラスを86の柱で支えられています。

  • 波打つベンチ

子供のおもちゃのようにカラフルで蛇のようにうねうねしているこのベンチからはバルセロナの街を見下ろすことができます。

ベンチは全長110メートルあり、座り心地にもこだわって作られているので是非ゆったり座って様々な模様のタイルとバルセロナの景色を楽しみましょう。

無料ゾーン

  • カルヴァーリの丘

有料ゾーンから歩いて10分ほど、グエル公園で最も標高が高い場所にあるカルヴァーリの丘からもバルセロナの街と小さくサグラダファミリアを見ることができます。

グエル公園で自然とアートの融合を体感

グエル公園内には草花が多くまさに、彼らの目指していた自然と芸術が融合した空間が広がっています。100年前は誰も住みたがらなかった場所が今では人々に大人気のバルセロナを代表する観光スポットになっています。

グエル公園はバルセロナを訪れた際には外せない観光スポットのひとつです!

ガウディ建築の代表作、サグラダファミリアについても紹介しています。

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