working holiday,  イギリス生活情報

2020年4月イギリスワーホリの現状と生活

今回は、2020年現在のイギリスのコロナウイルスの状況やロンドンでの私のワーホリ生活の変化についてお話ししていきます。

今のイギリスの状況(2020年4月19日時点)

現在のイギリスのコロナウイルス感染者は11万4217人、亡くなられた方は1万5464人です。(数字はイギリス政府のこのサイトからの情報です)

私の住むイギリス、ロンドンでは3月23日からロックダウン(都市封鎖)が始まり、4月16日にさらに5月7日まで3週間のロックダウン延長が決定しました。

レストランは一部持ち帰り、配達でのサービスを行っていますがそれ以外は全てパブやカフェも含め閉まっています。他にもスーパーマーケットや薬局以外のお店は閉まっています。

  • ロックダウン中に許可されていること

1日1回の食料品や生活必需品の買い出しのための外出

1日1回の運動のための外出(散歩、ランニンング、サイクリング)

仕事にどうしても行かなければいけない方の通勤

集まりは一緒に暮らしている家族や一緒に暮らしている方のみで、それ以外の集まりがあった場合には罰金が課せられる。

  • ソーシャルディスタンス

ソーシャルディスタンスは人との距離を2メートルあけることです。

スーパーでの買い物の際には、中に入ることのできる人数が限られているため外に並んで、1人出たら、1人入る形です。

また、常に他の方との2メートルの間隔を空けるため列に並ぶ際も間隔をあけて並びます。

道で他の人とすれ違う際でも歩道の端っこと端っこを通り距離をあけています。

  • 政府からの支援

この状況で多くの方が職を失ったり、働けない状況が続いています。知人の中には、突然解雇されてしまったり、新しい職場からの採用取りやめになってしまった方がいます。

政府はこの状況で働けなくなった方の給料の8割(最大£2,500 まで)を負担すると決めたので、多くの方がこの状況でも落ち着いて家にいることができているのだと思います。

  • 医療従事者支援

この状況の中、最前線で働いている医療従事者がたくさんいます。

多くの方が彼らを支援するために動いていて、私の住む街のスーパーでは、オープンしてから最初の30分は医療従事者のみ、その後1時間は高齢者などを対象にオープンしています。

また、大きな支援へとつながった活動のひとつが第二次世界大戦を戦った元将校トム・ムーアさんの活動です。

彼は100歳の誕生日を前に、自宅の裏庭を100往復する目標を立て、人々にもNHS(イギリスの国民保険サービス)への支援を呼びかけました。

その結果すでに£2500万(日本円で30億円以上)の募金が世界中から集まっており、目標の100往復を17日に達成しましたが引き続き4月30日の誕生日まで続けるそうです。

そして、毎週木曜日夜8時には、医療従事者を始め今この状況で働いてくださっている方々への感謝を伝えるために拍手をしています。8時に窓を開けると色々な場所から拍手の音が聞こえてきます。

生活の変化

私はレストランで働いていましたが、3月20日からレストランは休業し私も毎日自宅待機の生活が1ヶ月続いています。

休業が決まった時、この状況で異国の地にいることが不安で日本に帰ろうかとも思いました。しかし、自分が国をまたぐ大きな移動をして、もしコロナウイルスを保菌してしまえば知らないうちに家族にも影響が出てしまうと思いロンドンに留まりました。

幸いにも政府からの支援を受けることができるのでロンドンで自宅待機の生活を続けることができています。

買い出しは週に1回、帰宅後はすぐに手洗いうがい、購入した食材なども全て洗います。

毎日できる限りのエクササイズをやったり、映画や海外ドラマを見ながら過ごしています。状況は刻一刻と変わるので、この先の生活はまだどうなっていくのかわかりませんが、今はとにかく家で過ごします。

今現在のイギリス・ロンドンの状況をまとめてみました。正直、2月末まではこのような状況を予想していませんでした。ロンドンでは3月中旬にロックダウンが始まってから、生活は大きく変わりました。

今は、ひとりひとりの責任ある行動で救える命があると信じて、引き続き自宅で過ごしていきます。

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