Kew Gardens/キューガーデン
今回は、ロンドンにある世界遺産のひとつであり、世界中から集められた貴重な植物に出会える王立キューガーデンについて詳しく紹介します。
キューガーデン/Kew Gardens
キューガーデンはイギリスロンドンの西、リッチモンドにある植物の展示や研究を行う王立の植物園で2003年にユネスコ世界遺産に登録されています。
世界で最も有名な植物園として、世界中から珍しい植物が集まっており、広大な敷地の中には美しい木々や花々が咲き乱れ、1年を通して様々な顔を見せてくれます。
ミツバチの気分を味わえる実験スポットや高台から庭を見渡せる回廊など遊び心溢れる仕掛けも楽しいロンドンのオアシス的スポットです。
見どころ
ローズガーデン
キューガーデンのローズガーデンにあるバラの種類は150種類以上。様々なバラを実際に見て、そしてもちろんほのかに香るバラの香りも楽しむことができます。
薔薇を楽しめるのは、5月中旬から9月頃で、ピークは6月頃です。
温室
キューガーデン内にはいくつかの温室があり、目玉はヴィクトリアゲートからすぐのパームハウスと5年の修復工事を経て2018年にリニューアルオープンしたテンペレート・ハウス(Temperate House)。
世界中から集められた熱帯植物が大陸別に植えられており、温室の中を歩いているとジャングル探検をしているような気分になります。
また、温室内にある螺旋階段を昇って回廊部分から温室全体を見渡すこともできます。
キューパレス
英国王室最小の宮殿であり、王家の離宮であったキューパレスでは1800年から1888年の実際の様子が展示されています。
宮殿の中を見学することができ、当時の暮らしぶりを垣間見ることができます。
すぐ横には、キュー・パレスの別館ロイヤルキッチンがあります。18世紀のキッチンの様子や事務室、貯蔵庫、地下のワインセラーなどが忠実に再現されています。
(2020年7月現在は閉鎖中)
ツリートップ ウォークウェイ(Treetop Walkway)
高さ18m、全長200mの空中歩道で普段は下から見上げることしかできない木々を同じ目線で見ることができます。
鉄で作られているのですが、足元が網状なので高いところが苦手な方には少し怖いかもしれません。
しかしこのツリートップウォークウェイでは鳥の目線になって植物を見ることができます。
(2020年7月現在は閉鎖中)
日本庭園
1910年に日英博覧会か開催された際に、京都の西本願寺の唐門を縮小したものが作られました。
ロンドンにある公園には他にも日本庭園を再現している場所はありますが、日本人目線で見てると時々ちょっと違うなぁと思うこともありましたが、キューガーデンの日本庭園は本格的でここに来るとまさに一瞬日本にいるような気分になります。
カフェ・レストラン
キューガーデン内には、カフェやレストランもいくつかあります。
カフェ・レストランはそれぞれのゲート近くにあるので、色々みて回る前に購入しておくと安心です。
サンドイッチや飲み物を購入して芝生でピクニックをしたり、レストランのテラス席でのんびり食事することができます。
広大な敷地に、見どころたくさんのキューガーデン。早い時間に訪れ1日じっくり時間をとって楽しんでくださいね。
キューガーデン基本情報
住所:Kew, Richmond, London, TW9 3AE
アクセス方法:最寄駅kew garden駅(ディストリクトラインのリッチモンド行きに乗ります) バス65/391/237/267
オープン:10am-6pm
チケット:大人£17 小人£5
*キューガーデンは現在タイムテーブルで事前の日時指定での予約が必須になっています。必ず訪れる前に公式サイトでチケットを購入する必要があります。
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