Tate modern/テートモダン
今回は、イギリス・ロンドンのテムズ川南岸にある近現代美術館、テートモダンについてご紹介します。
テートモダン/Tate Modern
テートモダンはテートブリテンの分館として2000年に開館。20世紀以降のモダンアートが揃っている世界で最も注目される美術館のひとつです。
バンクサイド発電所を改築してできたテートモダンはれんが造りの個性的な外観と中の巨大な吹き抜け空間(タービンホール)が特徴です。
目の前にはテムズ川が流れ、同じく2000年にできたミレニアムブリッジやダイアナ妃が結婚式を挙げたセントポール大聖堂もありロンドンの観光名所のひとつとなっています。
見どころ
テートモダンはボイラーハウス(北館)とスイッチハウス(南館)に分かれていてそれぞれが1階と4階でつながっています。
また、作品を年代ごとではなくテーマごとに展示する方法で有名画家から今をときめくアーティストの作品まで沢山の作品が展示されています。
- タービンホール
テートモダンに入ると1番最初に目に入ってくるのが大きな空間を最大限に使った巨大な作品です。数ヶ月ごとに展示は変わっているようで、私が訪れた際には、カーラ・ウォーカーのFons Americanusでした。
13メートルの巨大な彫刻を近くで見ると、頂上のヴィーナスの首には切り傷があったり水面にはサメがいたり。
- 北館(ボイラーハウス)2階
特に北館2階にはモネの睡蓮をはじめ、ピカソの泣く女やダリのロブスター電話などが展示されています。
テートモダンの内装は基本的にシンプルで、その分個性的な作品たちが映えます。
- 北館(ボイラーハウス)4階
北館4階にもピカソの作品やアンディウォーホルの作品、高い天井を活かした比較的大きなインパクトのある作品が多く展示されています。
- 南館(スイッチハウス)
テートモダンのスイッチハウスは1960年代以降の立体やインスタレーション、映像が展示されていて、日本人の作品もいくつか見ることができます。
- 展望台
南館(スイッチハウス)10階にある展望台からはセントポール大聖堂やミレニアムブリッジなどロンドンの街を見渡す事が出来ます。カフェがあるので、コーヒーを飲みながらロンドンの景色を楽しめたり、夜には綺麗な夜景を見ることもできます。
- ミュージアムショップ
テートモダンにはいくつかのミュージアムショップがあります。
ポストカードや文房具、本にTシャツなどおしゃれなアイテムが多く揃っているので、お土産などにもぴったりです。
Address: Bankside London SE1 9TG
Access:Southwark駅から徒歩10分 または、St. Paul’s駅から徒歩20分(ミレニアムブリッジを渡っていく方法)
Open: Sun-Thu 10am-6pm Fri-Sat 10am-10pm (最終入場は閉館45分前です)
Site:https://www.tate.org.uk/visit/tate-modern
テートモダンはロンドンの歴史的な作品を展示している他の美術館とは一線を画した大胆さと斬新さを感じました。
展示作品は多種多様なので、アートにあまり興味のない方でも楽しめると思いますし、展望台だけでもいく価値ありです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね
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