ワーキングホリデー メリット・デメリット
今回は、前回紹介した「ワーキングホリデーって?協定国26カ国も紹介」の記事でも少し書いたワーホリのメリット・デメリットについて実際にワーホリを経験したからこそ感じるワーホリのメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。
ワーホリのメリット
海外に長期滞在できる
海外で英語を学びながら働けて長期滞在できるのがワーホリビザのメリットのひとつです。
もちろんワーホリ以外にも海外に長期滞在する方法は、留学や就労ビザなどがあります。しかし、留学では学費がかかる上に就労が認められていない国がほとんどで、就労ビザに関しては会社のサポートや高い語学力などが必要になり取得は難しいです。
英語習得のチャンス
これに関しては個人の努力によって変わってきます。
私の場合は半年間の語学留学よりもワーホリで3ヶ月英語環境で働いた方が断然英語力が伸びました。
英語環境で働くことで常に英語を聞き、英語を話さなければいけないので実際に使える生きた英語の習得につながります。
ワーホリ人気国であれば日本人も多く海外にいても日本語環境で過ごすことは難しくないです。しかし、せっかく海外にいるのに日本語環境に身を置いてしまうと英語力が伸びずに終わるのである程度の英語環境に身を置くようにしましょう。
世界中の人との出会いがある
日本でも海外の人と出会うチャンスはありますが、海外に行くとそのチャンスは格段に増えます。
現地の人はもちろん、ワーホリは色々な国同士で結ばれている協定なので、同じようにワーホリ制度で異国の地で過ごす海外の方も多いです。
日本では経験できない様々な文化に触れたり、いろんな国の人と出会ったり、一緒に働いたりすることでもっと広い視野で考えたり、多様性を受け入れる感覚が自然と身についてきます。
旅行にお得に行ける
日本から行くとお金も時間もかかる海外旅行。でも、海外に住んでいれば安く旅行に行くことができます。
特にイギリスやヨーロッパの国のワーホリであれば、ヨーロッパ内の旅行は航空券が往復で1万円ほど、2時間で到着なんてこともよくあります。
また、カナダやヨーロッパなどの陸続きの国だと他の国への旅行も飛行機を利用せずバスや電車で行くことも可能で、値段も断然お得です。
ワーホリのデメリット
お金がかかる
初期段階での申請料や航空券など、働き始めてからも国によっては賃金が安かったり、物価や家賃が高かったりするのでワーホリ中に貯金をするのは難しいです。
英語ができるとその分仕事の幅も広がるのでワーホリに行く前から英語の勉強はしておきましょう。
英語ができないと働ける場所は限られるので、たっぷり貯金をしておくか、英語の勉強をして少しでもお給料の良い仕事に就くことで、お金の心配を減らすことができます。
海外生活に慣れていないと大変
海外生活に慣れている方はおそらく大丈夫だと思いますが、日本とは全く違う文化での生活に戸惑うことや思い通りにいかないことも多くストレスに感じてしまうこともあります。
働き方に関しても、日本との違いに戸惑うことも出てくると思います。真面目にやってればいいというわけでもなく、リラックスをして上手く順応していく必要があります。
目的がないと無意味に終わる
ワーホリは自由度が高い分自分でしっかりと目標や目的を持って取り組まないと1年間あっという間に終わってしまいます。
ワーホリに行く前に、英語を習得する、キャリアアップをする、異業種にチャレンジする、たくさん旅行する、何かひとつでもいいので目標を決めて、たくさんチャレンジしましょう。
私自身、海外で生活したいという気持ちだけで貯金も乏しい状態でイギリスのワーホリに来たので、最初の頃は仕事に追われ毎日があっという間に過ぎていきました。
幸いにもイギリスのワーホリは2年間あるので1年目の反省を活かして2年目の生活を変えていくことができますが、他の国では期間は1年間のところがほとんどです。
ワーホリが終わるときに胸を張って帰国ができるよう目的を持ってワーホリに行きましょう。
以上が、私の感じたワーホリのメリット・デメリットです。
ワーホリに行くということはメリットばかりではなく、デメリットもあります。デメリットに関しては、自分の気持ちや努力によってカバーすることもできますし、もし、海外に興味があるだけの方はまずは海外旅行に行ってみたり、それから留学やワーホリの選択肢について考えてみてもいいと思います。
これからワーホリに行く方が有意義な時間を過ごせるよう応援しています!