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「ハミルトン」ミュージカル観劇inロンドン

今回は、私がミュージカルの本場ロンドンに来て初めて観劇したミュージカル「ハミルトン/Hamilton」について、作品情報や観た感想を紹介します。

ハミルトン/Hamilton

ハミルトンは2015年にニューヨークのブロードウェイで公演がスタートし、アメリカ演劇界最高の栄誉であるトニー賞では11冠を達成しているミュージカルです。その後、2017年からロンドンのヴィクトリアパレスシアターで公演がスタートしました。

アメリカではホワイトハウスでオバマ夫妻の前でパフォーマンス行い、イギリスではハリー王子とメーガン妃も観劇しているようです。

近年最も話題のミュージカルでチケット入手も困難といわれているミュージカルです。

  • ストーリー

アメリカ建国の父と呼ばれるアレクサンダー・ハミルトンの波乱万丈な人生を描いています。ハミルトンは独立戦争中、ジョージワシントンの右腕として活躍し財政界の基盤を作ります。

私生活では、スカイラー姉妹の次女イライザと結婚し息子をもうけますが不倫をしたり、それがバレて不倫相手の旦那さんに脅されたりもします。

最期は、長年ともに独立運動を行ってきたバーとの仲違いから決闘により亡くなります。

ハミルトンの魅力

  • 音楽

ハミルトンはヒップホップを中心にラップやR&Bが盛り込まれており、これまでのミュージカル作品とはひと味違ったエキサイティングな異色のミュージカルです。

あまりミュージカル音楽に興味のない方でも、ヒップホップ音楽が好きな方は高い歌唱力と合わせてハミルトンを楽しむことができると思います。

  • キャスティング

ハミルトンでは、ストーリーに登場する歴史上の人物を国籍や人種にとらわれないキャスティングを行っており、ラテン系や黒人の方を多く起用しています。

そして、ハミルトン自身が移民であったこともあり多様性を尊重し、アメリカ副大統領が観劇した際には上映後舞台上からトランプ政権への抗議の声明を出したことも話題になりました。

感想

歌もダンスも演技も素晴らしく、なんとも贅沢な時間でした。

せっかくの初めてのミュージカル鑑賞で、英語を聞き取れる自信がなかったので、事前にハミルトンのストーリーと歌を何度も聞いておき、観劇中はリズムが心地よく耳に入ってきました。(しかし、ラップ調の音楽などは早くて歌詞がほぼ聞き取れなかった)

英語をもっとできるようになりたいというモチベーションにも繋がりました。

そして、人種にとらわれずキャスティングしているのが現代風でいいなと思いました。

ぜひ、イギリスワーホリが終わる前に他のミュージカルも観劇したいです。

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